Medmain CEO飯塚統氏がすごい!精密検査の結果待ち時間が変わる未来

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みなさん精密検査って受けた事ありますか?また受けたこと無い方は受診してから結果までどの位かかると思いますか?

なんと精密検査の結果は一般的に1週間~最大で3週間程度かかるそうです。これを聞いて僕はすごく長く感じました。
がんや疾患がある可能性があるのに詳細の結果まで最大3週間ですよ。想像するだけで、精神的苦痛がすごそうです。
そんな精密検査に関わる世界を変えてくれるかもしれない若き日本人がいます!
九州大学医学部医学科4年生の飯塚統さん(27)です。現役大学生でありながら、Medmain株式会社の代表取締役CEOを務めていらっしゃいます。

精密検査が変わりそうな実情を知ることと、若い日本人が世の中を変えていこうとしている姿を見て刺激を受けたり、応援したりして欲しいなと思います。

プリファード・ネットワークス以来のユニコーン企業が誕生するか

UberやAirbnbそして日本ではメルカリ(2018年6月に東証マザーズ上場のため現在は定義から外れる)とプリファード・ネットワークスがユニコーン企業と言われ数多くのスタートアップが成功しているニュースをよく目にしますよね。
日本でも2018年6月には、「2023年までに、ユニコーンあるいはそれに類似する上場ベンチャー企業を20社以上創出する」ことを目標とする「未来投資戦略2018」が閣議決定され、ユニコーン企業の増加を目指しているんだそう。
飯塚統さんは、病理画像診断のマーケットプレイスで、ユニコーン企業になることを4年で目指しているそうです。

そもそも病理とは?

飯塚さんが開発している病理画像診断を理解するために、まずは病理について理解が必要ですよね。
一般的に精密検査しますとなると病理検査が行われるそうです。
僕たちが聞きなれている所だと、がん検診、がん診断には病理(検査)診断は必須で、その結果によってがん治療方法が選択されるそう。

 病理検査(びょうりけんさ、pathological examination)とは、病気(疾患)の診断や原因(病因)の究明を目的として、手術または検査の目的で採取された臓器、組織、細胞などを対象に顕微鏡等を用いて詳しい診断を行うことである。

僕たちの生活にとても大切である病理診断の課題が、病理医さんが圧倒的に足りてない状況であり、日本の病理専門医さんは2000人強しかおらず、お医者さん全体の0.6%しかいないことです。
当然すべての病院に病理専門医さんはいないので、精密検査が必要になった際は、病理専門医さんがいる病院に組織細胞を郵送して、診断結果が出るまで順番待ちとなるります。
日本病理学会によると、全国にある400床以上の急性期病院のうち35%で常勤の病理医がいないという
これでは診断結果まで最大3週間かかるのも納得(それでもスゴい)です。
この状況をAIを用いた画像診断で解決しようとしているのが飯塚統さんなんです。

シンプルな病理画像診断ツール 「PidPort」

病理診断における課題の内次の2つを解決すべく開発しているのが、飯塚統さんがCEOを務めるMedmain株式会社の「PidPort」というソフトです。

  • 病理医さんの負担を減らすこと
  • 患者さんの負担を減らすこと
PidPortの仕組みはすごくシンプル。病理細胞を乗せたプレパラートをデータ化を行い、それをバーチャルプレパラートにし、PidPort上にアップロードすると
  • ビューアー上で顕微鏡で見ているのと変わらない精度の病理診断
  • AIを使った診断
が可能となるそうです。
このAI診断精度が素晴らしく、実用化レベルの精度98.5%が出ているそうで、病理医さんの診断精度は公表されていないそうだが、70~80%と言われているそうなので、上記解決を目指すに加えて、機械に判定させる事で精度向上まで可能になる可能性があります。
さらにこれを使用する事で、診断速度は最大3週間かかっていたものが、わずか1分になるそうです。
ユーザー(お医者さん)は 病理細胞を乗せたプレパラートをデータ化し、バーチャルプレパラート化するだけで、PidPortを介して AI診断と遠隔病理診断またはその両方を受ける事が出来るのです。
簡単に正確にそして早く診断する事が可能になりますね。
僕がさらにすごいと感じたのが、バーチャルプレパラートの画像を200万枚程度集め、ディープラーニングさせているところです。
画像診断(ディープラーニングはなんでもそうだと思うけど)はデータ量が一つの課題であり、各企業や団体はどうやってデータを収集するか悩んでいるとよく聞きます。
さらに医療関係は基本的に外部に情報を提供しないため、更に難易度は高いと想像できます。
ビジョンと実装出来る仕組み作り、また安心感が無ければ病院からも提供される事は無いと考えられるし、それを実施出来ている事が飯塚統さんへの期待と凄さを表していると思います。
ちなみにデータは提携している病院(九州大学病院、広島大学病院、順天堂大学病院など国内外25医療機関)から提供頂いているそうです。

開発中のツールながら受賞歴がすごい!

PidPortは開発中でありながら、すでに海外の様々なピッチコンテストで受賞しています。主な受賞は
優勝 :Live Sharks Tank(シリコンバレー)
優勝 :Latitude59 エストニアアワード(エストニア)
準優勝:Asian Night(シリコンバレー)
ピッチコンテストとは
いわゆる「ピッチイベント」の出来を競う催しのこと。「ピッチイベント」とは、自社の事業計画や将来性を短時間で端的に述べ伝える催しであり、主にスタートアップ企業が投資家から出資を募るために行われる。ピッチコンテストの場合は複数の発表者が登壇し、その中から大賞あるいは最優秀賞を選ぶ形式で行われる。
凄すぎです。
僕では到底想像つかない世界ですが、海外からも評価されサービス自体に大きな期待と信頼感があることが分かります。
この他にも安倍総理へのプレゼンやエストニアのユリ・ラタス首相会談なども実施されているそうで「PidPort」への期待値の高さが想像できます。
さらに先日NewsPicksのメイクマネー U30でも優勝されてました。
堀江貴文さんを始めとするメイクマネーオールスターズの方々も大絶賛されていました。

PidPortの今後

先日のメイクマネー U30(4/7公開)ではソフトバンクのVC(ベンチャーキャピタル)などからすでに2億円の資金調達を完了しているようで、今後7億円の出資を希望されているそうです。
これは主にAIプログラマーと病理医さんによるアノテーション作業にかかる人件費として必要だそうです。
現在は2018年10月31日には「PidPort」のα版をリリースしていて、リリース後1年以内に日本をはじめ世界各国の医療機関へ「PidPort」を提供することを目指しているそうです。
※α版は国内外の提携先医療機関においてクローズドで運用される予定
 

まとめ

第3次AIブームの中で様々な分野でAI活用が騒がれていますね。
これは医療も例外では無く、更なる改革が進んでいく分野なんだと思います。
今まで専門医の方々しか出来なかった事が、コンピューターのリソース(資源)を活用して、より早く、正確に、安価になっていく世の中は想像するだけでワクワクします。
飯塚統さんはそんな世の中を実装するために走り続けている事に刺激を受け、自分自身も頑張りたいと感じ、無力ながら飯塚統さんを応援していきたいと思います。
本記事を作成するに辺り参考にさせて頂きましたが、飯塚統さんが「スタートアップの創業1年間を振り返って 」というブログを公開されていたので、興味が沸いた方はぜひ読んでみてください。
世の中の変化を勉強することは大切です。また飯塚統さんに刺激を受けて世の中を変化させたり、自身の仕事の活力になればいいなと思います。

コメント

  1. […] […]

  2. sushi By 7-11 より:

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