中古2階建て戸建のフルリノベーション図面と間取り【2F編】

中古リノベ

毎度お伝えしていることではありますが、私は、築24年、19坪の土地と2階建ての中古戸建を購入し、フルリノベーションをして暮らしています。

以前に中古2階建て戸建のフルリノベーション図面と間取り【1F編】でもお伝えしたのですが

フルリノベーションをして、理想的な家にするぞ!と思っていても

どんな家にすればいいのか・・とかなり悩みました。

特に2Fについては、リビングダイニングなどを含む夫婦に取って大切な空間にしたかったので

1Fより時間をかけて構想を練りました。

1F編と同様にどんなイメージをして、実際の図面や間取りを作り最終的な家になったのかをお伝えしていきたいと思います。

実際の図面のbefore after

では1F編と同じく図面のbefore afterから見て行きましょう。

before

after

元々洋室3部屋とトイレが合った2Fですが、跡形も無くすべてを無くしています笑

我が家では「明るい暮らし」と共に「寒くない暮らし」も目指しており

キッチンにおいては「寂しくないキッチン」を目指して、リノベーションを考えていました。

明るさと寒さについては、2Fリビングにすることである程度の解消を目論んでおり

当然暖房効率などを考えれば壁や扉を付けるべきですが、一切の扉を無くし

出来るだけ明るさを確保しながら、寒さを抑えようと欲張りクウォーターを実現しました。

ここから少しこだわり部分をお話していきたいと思います。

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寂しくないキッチンの実現

寂しくないキッチンとは具体的にどうゆう状態かというと

「キッチンで料理や片付けしている人が一人にならないこと」です。

キッチンで料理している時に話すのも大変だし、手伝って~とも言えない空間だと

夫婦や家族の良質なコミュニケーションって取れないじゃないですか。

もちろん食器を片づけたり、洗ったりするときも同様です。

最近は対面キッチンやアイランドキッチンも流行っているので、寂しくないキッチン作りにはなると思いますが

我が家もそのポイントは外せません。

加えて2Fキッチンの難点とも言える買い物した食材やウォーターサーバーの水など重たいものを持って行く際に

出来るだけ近くにキッチンがあることなどをイメージしながら

階段近くかつ全体の空間の中心にキッチンを配置することを決めました。

元々あった3.7帖の洋室がそのままキッチンになった感じですね。

(元々は防音室だった洋室を全て壊しました)

一般的には4.5帖程度がキッチンスペースとして良いと言われますが

全然狭くも無く、2550キッチンもキレイに収まりましたよ。

キッチン 漆喰壁

オープンで気持ちのいいキッチンになりました。

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柱を移動してダイニングカウンターを設置

元々廊下の壁になっていた下記部分を少し移動してダイニングカウンターを設置しました。

合わせて既存のトイレは撤去して、1Fのトイレのみに変更。

廊下もスペースを取ることで、広々と生活のしやすい感じになりました。

少し狭めの廊下も柱の位置をズラすことで

ダイニングカウンター

余裕のあるダイニングスペースになりました。

椅子を置いた時の変化はまた別の機会にお伝え出来ればと思いますが

スッキリとした空間の中で、少し高い椅子に座りながら晩を過ごす空間はとてもお気に入りです。

お風呂とランドリールームを2Fに設置

後は生活導線を考えてお風呂も2Fに。

こちらの記事でも書きましたが、生活導線を考えたら、過ごす場所のそばにお風呂があるのが吉です。

元々は採光の取れる洋室だったのですが、お風呂とランドリールームを分けるための壁を設置しました。

少し柱も下がっているで元々の5.2帖ほどのスペースはありませんが

TOTOサザナ

1616サイズのTOTOのサザナを設置することができ

ランドリールーム 漆喰

脱衣所兼ランドリールームも余裕のある作りにすることが出来ました。

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リビングは形そのまま広々に

リビングは既存の洋室5.3帖をそのまま利用することにしました。

クローゼットだけ取っ払い

まぁ2Fに関しては不要な壁と柱は全部取っ払っちゃいましたけど笑

そのままのスペースでスッキリさせました。

リビング 無垢材 漆喰壁

出窓は元々付いていたものをそのまま流用です。

抜ける柱/移動できる柱の確認が大事

リノベにおける最難関は既存の柱を抜けるかどうかだと思います。

耐震の関係はもちろん建物を支えている構造を変化させるのは容易ではありません。

何をどこに移動させるかは施工会社とよく話し合うべきですが

私たちが出来るのは、可能な限りの「わがまま」をまず言ってみることです笑

出来るか出来ないかは判断してくれますからね。

例えばこの柱

本当は抜けた方がスッキリも見えますし、出来れば無くしたかった所。

でも構造上大切な柱と言うことで、断念はしましたが

それを生かす作りはどうすればいいのか・・・。

そんなことを悩むのもリノベの良さだったりします。

帰るまでが遠足と同じように難しい所も楽しむというのがリノベなんだと思います。

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最後に

今はbefore afterの画像と共にお伝えが出来るのでイメージがしやすいと思いますが

打ち合わせ当時は2Dで見ているだけです。2Dですよ、2D。

なのでなかなかイメージが湧きにくいと思いますが、可能な限り脳内で3Dに変換しながら

進めることが出来るとリノベーションは上手くいく(納得いく)と思います。

いつもながら、皆さまにも素敵なお家との出会いがありますように願ってます。

まだ1F編を見ていない方はぜひ見て行ってくださいね。

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