2022年「リノベは魔法」というドラマが流行りました。
何話かは忘れてしまいましたが1話しか見てないので、このドラマがどうだったのかは分かりませんが
個人的には「リノベは魔法」と言う言葉はその通りだなと思っています。
現在19坪の土地と2階建ての中古戸建を購入し、フルリノベーションをして暮らしていますが
きっと建売を買うでも、注文住宅を建てるでもこの気持ちになることは無かったでしょう。
それほどリノベという選択肢には「魔法」がかかっているのかもしれません。
自分の生活を一から考え直す
中古リノベーションをする際に1番大きな壁は「自分の生活を考え直す」ことにあると思います。
特に私たちは、施工会社さんのテンプレートと言いますか、フォーマットに沿ってリノベーションをした訳では無く
一から考えて、それに寄り添ってくれる方々が家探しや施工に関わってくださいました。
そんな環境だったかもしれませんが
- 自分たちがどんな暮らしがしたいんだろう
- どんな状態を幸せと定義するんだろう
- 「もしも」のことにどこまで備えればいいんだろう
と言った人生の中でもきっと大切なことを決め抜かないといけません。
しかも正解は自分たちの中にしかありません。
- 家族や親戚のありがたい言葉も
- 友達や会社の同僚、先輩の助言も
- Web上やSNS上のいけてる人たちの投稿も
参考にはなるけど、正解ではありません。
何が正解か分からない選択肢の連続を乗り越えること。
リノベーションをするという中にも人生を考えるという素敵な営みがありますね。
中古リノベーションだからこそ出来る選択
いやいや「家を手に入れる」ので言えば、建売物件も注文住宅を建てるでも変わらないでしょと言われてしまいますが
中古リノベーションをした身からするポジショントークで言えば少しだけ違うと思っています。
建売物件で言えば誰かが作ったものに自分を載せていくことがメリットだと思いますし
注文住宅には高額な費用がかかります。
中古リノベーションという選択はその間のいいトコ取りな部分が大きいです。
出来るだけ費用を抑えながら、自分たちのやりたいことをやり切る。
費用を抑えている分、思い切ってお金を使ってこだわりの部分を作る。
これが出来るのが中古リノベーションの醍醐味であると思うのです。
壁を思い切って漆喰壁を塗ってみたり
床材は全面無垢材を敷いてみたり
少し贅沢な設備を自分の家に取り込んでも費用を抑えて実現することが出来る。
これが中古リノベーションという選択肢だからこそ出来る選択なんだと思います。
ストレスの無い家で暮らす快適さ
こうして住んでみて、改めて思うことは「ストレスの無い家」で暮らすことの快適さを身に染みて感じること。
ズボラな夫婦なので、家事は出来るだけ1つの場所に集約して、一気に終わらす。
自分たちが長く過ごすリビング空間は2Fで陽を浴びながら、明るい空間に。
フルリモートで働く時に集中出来て、疲れない場所に。
家計の負担にならないローン設計で、やりたいことはやれる人生に。
こうした少しの積み重ねが日々のストレスを軽減してくれて、より良い人生になっているような気がしてます。
(ランドリールームのライトブルー漆喰壁は洗濯物を干す気持ちを盛り上げます)
日常の小さな動きも自分たちに合っているものであれば、快適空間になる。
決して他の人には分からない快適さが実現できるんですね。
考え抜いた先に手に入れるもの
ある程度のこだわりを発揮できる状況にあり、自分たちの生活を考え直してもいいよと言われると、とても難しいですが
考えに考えた家は想像を超える「好き」に繋がっていきます。
- 帰りたくなる家になり
- 踊りたくなる家であり
- 心地よくて気分がスッキリになる家
いつかのセキスイハイムのCMのような暮らしが目の前に現れる訳です。
リノベーションをするという行為自体が
- 自分たちの暮らしを考え抜く期間になり
- 経済的負担を抑えて、実現できることを増やし
- 家という空間が快適になり
- 想像を超える好きな居場所となる
などを体験でき、人生豊かにしてくれるものになるんですね。
だからこそ「リノベは魔法」
私はそんな風に感じています。
最後に
家を買うというのは、大きな人生の岐路の1つだと思います。
中古リノベーション推しな私ですが、決して正解だとも思ってないですし、押し付けることもありません。
ただ私自身が中古リノベーションというのは人生を豊かにしてくれる選択肢の1つだということを体現できたのでは無いかと思い、参考例として見て頂ければ嬉しいです。
いつもながら、みなさんにも素敵な出会いがありますように。
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