中古2階建て戸建のフルリノベーション図面と間取り【1F編】

中古リノベーション 中古リノベ

私は、築24年、19坪の土地と2階建ての中古戸建を購入し、フルリノベーションをして暮らしています。

フルリノベーションをして、理想的な家にするぞ!と思っていても

どんな家にすればいいのか・・とかなり悩みました。

なかなか自分たちもしたい家を言語化出来ず、施工会社さんと意思疎通も出来にくかったですが

進めるうちに少しづつ知識も付いてきて、素敵なお家にすることが出来ました。

今回は1Fからどんなイメージをして、実際の図面や間取りを作り最終的な家になったのかをお伝えしていきたいと思います。

2F編もありますので、ぜひ!

実際の図面のbefore after

■before

■after

中古戸建を購入時には1Fがメインの過ごしどころである作りで、リビングや水回りがありました。

我が家では、「明るい暮らし」を一つのテーマにしていたので、リビングは2Fへ持って行き

生活導線を考えてお風呂やランドリールームは2Fに変更することにしました。

なので、必然的に1Fに各種部屋を配置する形になりましたね。

ここから少しこだわりと言いますか、意識した部分をお話していきます。

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広い玄関が欲しい

まず1Fでのこだわりは広い玄関が欲しいということでした。

出来れば土間収納やシューズクロークなんかを設けたい・・と思いましたが、我が家は狭小住宅。

取捨選択が必要なので、早々に諦めます・・。

更に広い玄関にしたい訳ですが、購入したお家は人1人しか使えない小さい玄関で、すれ違うことも難しい玄関でした。

(この部分はかなり狭かったのです)

なんとしても少しでも広い玄関を・・と思い、考え付いたのが

現状の「ポーチ」部分まで玄関にしてしえばいいということ。

(玄関の外を中に入れてしまえばOKですね)

新たにポーチを設けても駐車場スペースに影響は無さそうだったので、これでGO!

中古戸建リノベ 玄関

周りのレンガもサッシも取り外し引き戸の玄関にして、スペースを確保!

中から見ても、今では広くて気持ちのいい玄関が手に入りました。

朝出るときも夜帰ってくる時も気分が上がる玄関です。

必要な部屋を考えて確保する

後は自分たちに必要な部屋を確保します。

我が家は現在夫婦2人暮らしで、近い将来子供が1人授かることが出来れば嬉しいと考えていました。

ただ子供部屋を作ると言った不確定要素に投資をするつもりは無かったので

  • 余裕のある寝室
  • 将来子供部屋に出来るように可変できる作りに
  • リモートワーカーなので書斎を作る

この3点を意識して間取りを作っていきました。

余裕のある寝室

寝室はどのくらいの大きさにするか・・は難しい所ですが、夫婦2人で寝るには4.5帖程度あれば十分だと思います。

ただ家の作り上もう少し大きい部屋を設けられそうなのと、子供が生まれて置くかもしれないベビーベッドなど

少し家具レイアウトを可変して対応出来るように6帖の寝室にすることにしました。

可変出来る部屋作り

将来必要かもしれないけど、今はわざわざ作る必要は無いよね・・という部屋などみなさんもあるのではないですか?

我が家は必要になったらリフォームすればいいという考えで、洋室(2)と洋室(3)の間に壁を設けませんでした。

元々はこんな感じのリビングを

中古リノベーション リビング

少し壁を伸ばして、こんな感じの居室に。

(手前側が6帖の寝室スペースです)

将来ここに壁を設けるとしても10万円程度で出来るという言葉にも後押しされ、開放感と回遊できる作りにしたかったのもあり、一旦壁を作らずに完成させました。

これが大正解。

開放感もありますし、どっちのドアから入っても移動できるのは生活していてとても楽です。

いつか子供が出来たら6帖の部屋を渡してもいいですし、3.5帖の部屋にいてもらっても良いなど

年齢に合わせた暮らしが出来るのもいいですよね。

1度家が完成したら終わりでは無く、その先も考えてリノベーションを出来るといいかもです。

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リモートワーク用の書斎

2020年から急遽押し寄せてきたリモートワークの波。

しっかりとその波に飲まれて、多くの時間を家で過ごしています。

また職業柄1日中Web会議ということも結構あるので、区切られた部屋が必要でした。

なので書斎を設けるという形で1番使い道が無さそうなスペースに書斎を設置。

最初は3帖ってめちゃくちゃ狭いんだろうな~と思ってましたが、実際住んでみたら、広すぎる十分なスペースでした。

トイレとお風呂と洗面スペースだった場所を

3帖の書斎スペースにしました。

今ではここで

3畳 書斎 リモートワーク

気持ちよく働いています。

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トレイは1Fに1つ

トイレは1Fに一つだけ採用しました。

元々1Fにも2Fにもトイレがあったのですが、2つもいるかな?という感触が掴めなかったとの

2つもあると掃除も大変になりますし、トイレにスペースを占領されるのも・・気が引けたので、1Fに1つにしました。

1Fである理由はスペースの問題だけです。

2Fを快適なものにする使命を持ってリノベーションを進めていましたので、2Fにトイレを作るスペースは無し!

優先順位ですね。

1Fでもスペースはなかなかないのですが・・我が家のトイレは階段下という素敵な空き空間に作ったので、入り口上に少し壁があります。

元々はキッチンの奥に洗濯機スペースがあった場所を

壁とスペースを作って、トイレにしました。

入居前は少し気になるかな~と思いましたが、全くブツかることも無く、生活していて意識することはありません。

少しのスペースに見えても、トイレや収納は作れるので、1度考えてみるのがオススメです。

トイレの手洗い&外出後の手洗い場

1F最後は洗面台です。

我が家には1Fと2Fに2つ洗面がありますが、1Fはトイレ及び外出後の手洗い場として機能してます。

鏡も無くシンプルでいいね!と思った方もいるかもしれませんが

これ実は完成された形じゃないんです・・笑

施工会社さんの発注間違いで、そもそも選んだ棚板では無い物が納品されているのと

ライトの下には鏡が付く予定です。

待ち焦がれてはいるんですが、2022年は物不足真っ只中。

いつ来るのか・・と楽しみにしている部分でもあります。

廊下も少し拡張して明るめに

各部屋たちをつなぐ廊下も柱や壁を出来る限り減らして、広く作って頂きました。

狭い空間で仕切られていた壁の位置をズラし

中古リノベーション リビング

できるだけ空間を作っています。

中古リノベーション 廊下

白をメインにした壁紙と無垢材の床のコントラストが凄く綺麗で、気持ちのいい廊下を作ることが出来ました。

既存の窓は基本的に生かす方向で進めたのですが、階段にある窓からの光が結構いい感じでした。

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最後に

中古リノベーションは注文住宅を建てるのと似ているほど、決めることも多く、出来ることもふんだんにあります。

自分たちが理想としている暮らしをしっかりと棚卸しないと、方向性にブレが出てしまうので、整理もとても大切ですね。

参考になれば嬉しいですが「可変出来る」部分を持っておくのもとても大切だなと感じた間取り作りだったので

その部分は特に主張しておきたいと思います。

いつもながら、皆さまにも素敵なお家との出会いがありますように願ってます。

2F編もありますので、ぜひ見てください。

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