【要望書】リノベーション打ち合わせ前にしておきたい3つのこと

中古リノベ

私は築24年、19坪の土地と2階建ての中古戸建を購入し、フルリノベーションをして暮らしています。

自分が進めてきた中で、やっておいた方がよかったな~と思うことがいくつかあるのですが

その中で

これからリノベーションを検討中の方、施工業者さんを検討している方、または既に決まっていて、これから細部の打ち合わせをしていこうと考えている

そんな方々に向けて、リノベーションに関する打ち合わせ前にしておいた方がよいなと感じたことを書いていきたいと思います。

個人的にやってよかった3つのこと

リノベーションの打ち合わせってなかなかハードなものです。

施工業者さんやリノベーションプランナーの方々は当然プロですし、知識が豊富です。

一方で依頼する私たちは素人の方々が大半だと思います。

矛と盾じゃないですけど、合いまみれない2組が会話しても、なかなか上手にすり合わせ出来ないのが実情だと思います。

なので、出来る限り共通の認識を持てるように、私が実際やってよかったなと思うことは

  • 理想の暮らしについて夫婦(または家族)としっかり腹を割って話しておくこと
  • 雑誌やSNS、Webを見て、叶えたい家のイメージを持っておくこと
  • イメージが出来たらリノベーション要望書を作ること

この3つは非常に意味と効果があり、リノベーション終わって住んでからも満足度が高い家になったことに繋がっていると思います。

スタートが大事

とよく言われますが、ボタンの掛け違いが起きたまま、始めちゃうとズレ続けちゃうので、始める前にそれなりに時間を使ってやっていっちゃいましょう。

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理想の暮らしについて話し合う

以前にこちらの記事で書いたんですが

理想の暮らしについて、しっかりと語り合っておくことはとても重要だと思います。

家を買う時に大事にすることはなんでしょうか?

間取り?土地の広さ?駅からの距離?

きっと違いますよね。

自分たち家族(おひとりの方も)がどのように暮らし、どのように過ごせば、人生が楽しくなるかが1番大切なんだと思います。

人生の楽しさは、家の大きさでもグレードでも無く、自分たちで決めるもの。

だからこそ、しっかり話をしておくべきだと私は思うのです。

意外と長く過ごした夫婦でも「そんなこと考えてたんだ!」であったり「なかなか言い出せないな。。」と思う子とも多いです。

加えて、話してみることで「絶対に譲れない」ポイントや「こだわってたけど、そうでもなかったな」というポイントも分かってきます。

なので、腹を割って話す!これがとても大切です。

家の施工事例など写真を見てイメージを膨らます

理想の暮らしについて話が出来たら少しイメージを付けていきましょう。

例えばGoogleで「リビング おしゃれ」と検索すると

こんな感じでたくさんの写真が出てきます。

これを1枚1枚ダラダラと眺めてみてください。

そうすると自分が好きな空間、色味などが傾向として出てくるようになってくると思います。

同じリビングでもシックでカッコいい空間が好みである場合もあれば

リビング おしゃれ

温かみがあって、オシャレな空間が好みの人もいるでしょう。

こんな感じで、自分の好みにラベリングしていく作業がとても大切です。

最近ではインスタグラムを始めとするSNSにとても素敵なお家がたくさん出ているので

ダラダラとみて

好みをラベリングして

改めて見返してみて

を繰り返して、少しづつイメージを膨らませていきます。

後は、なかなか本を買わない時代になりましたが、雑誌も結構有効だと感じました。

リノベ 要望書

画像だけではあまり分からない専門的な知識や、その家を建てた想いのインタビュー。

これらはまだまだイメージが出来ていない状態には凄く心に入り込んでくるものがあります。

徐々に付けていくことになりますが、情報として知っておくのは損が無いので

雑誌も手に取ってみることをオススメします。

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リノベーション要望書を作る

最後にイメージまで膨らんだらリノベーション要望書を作りましょう。

どれもとても大切な3つなんですが、これが無いと前に進まないので絶対に作った方がいいです。

なぜ作った方がいいかと言うと

施工業者の人と意思疎通は難しいから

の一言です。

当然担当してくれる方によるとは思いますが、一般的に作られる家を基準に皆様の要望をカスタマイズしていく形になるのが自然な流れです。

でも皆さんは十人十色。

好きなものもスタイルも絶対に違うはず。

なので一般的に言われていることを基準にしてしまうと、しっくりこないポイントが出てくるんです。

だからこそ、最初に無知の知を生かして、私たちの要望は「これだ!」と伝えてから始めると

プロの方々が上手く修正してくれて、理想のお家にたどり着くんだと思います。

家つくりはプロにお任せしたらダメですよ、自分たちも完全参加です笑

リノベーション要望書の作り方

最後にどんな感じのリノベーション要望書を作ったのか、書いておきたいと思います。

基本的にはTSUNさんと言う方が書かれているリノベーション要望書ってどう作るの?読みやすい要望のまとめ方。という記事を参考に作りました。

書く内容は

  • 家つくりの方向性
  • 既にリノベの家が決まっていれば間取り
  • 各部屋のイメージ

を書くと伝わりやすいと思います。

パワーポイントかGoogleスライドを使うのがGood

まずは方向性の話

リノベーション要望書

自分たちが大切にしたいことを順番に書いていきます。

これは最初に書いた腹を割って話した内容を詰め込んでいきましょう。

何を優先し、何を我慢できるのか

それをしっかり伝えられると良いと思います。

次に希望の間取りについて

リノベーション要望書

実際の図面を見ながら、理想の家へと落とし込んでいきます。

出来れば抜けない壁(体力壁)や柱(筋交いや耐震)があるので、事前に聞いておけると良いでしょう。

それ以外は要望書の段階であれば、壁を無くし、柱を取っても問題無い(最終判断はプロに)ので

希望をどんどん書いていきましょう。

ちなみに間取りはマイホームクラウドというもので作っています。

とても簡単ですし、無料なので、使ってみることをオススメします。

最後に主要の空間たちをピックアップしてやりたいことを書いていきます。

リノベーション要望書

リノベーション要望書

こんな感じで、2つ目に集めた画像たちを基本的に使いながら、自分たちがイメージしていることを伝えていきます。

写真は大きく配置しながら、出来るだけ分かりやすい言葉たちを並べていくようにしましょう。

要望が伝わることが大事なので、「写真と短めの言葉」が大事ですよ。

作文にならないように!

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最後に

自分の頭の中を相手に伝えるのは難しいことです。

なんなら自分自身も良く分かっていないことが多くあったりもします。

自分で整理する上でも相手に伝える意味でも

  • 理想の暮らしについて夫婦(または家族)としっかり腹を割って話しておくこと
  • 雑誌やSNS、Webを見て、叶えたい家のイメージを持っておくこと
  • イメージが出来たらリノベーション要望書を作ること

この3つをやってみると素敵な家をリノベーション出来るのでは無いでしょうか。

いつもながら、皆様が素敵なお家と出会えますように。

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