2階にお風呂がある家に住んでみて分かったメリットとデメリット

中古リノベ

皆さん家を建てる時、2階にお風呂を持ってくるか、悩んでるのではないでしょうか。

私は現在、築24年19坪の土地と2階建ての中古戸建を購入し、フルリノベーションをして暮らしています。

リノベーションをする時からお風呂は2階に!と思っており作った訳ですが

実際に住んでみてからの感想や感じたメリットとよく聞くデメリットについての所感もまとめていきたいと思います。

家での暮らしの前提にもよって感想が異なる部分もあると思うので、その辺りも事前にお話ししてから始めていきたいと思います。

戸建ての2階にお風呂を作りたかった理由

まず前提のお話になりますが、我が家では

  • 寒くて暗いのが絶対嫌だったので、2Fにリビングを作りたい
  • 家事導線を良くしたい

という思いからリノベーションがスタートしました。

なので

2Fリビングであること = 2Fにお風呂を作る理由でしたし

家事導線をよくすること = 2Fにお風呂を作る理由でもありました。

どうゆうことかと言うと

2Fのリビング(及びキッチンやダイニング)でメインの暮らしをしているので、そこからお風呂に入るのがめんどくさく無いように、近くにお風呂が欲しかったです。

お風呂入るのって少しめんどくさくなるじゃないですか(毎日ちゃんと入りますが)

そんな時に近くにあるとすぐ入ろうってなるのが大事なので、2階にお風呂は必要だと考えてました。

2つ目の家事導線は、お風呂には脱衣場がある = 洗う服がある + 洗濯機も置くが通例だと思いますので

洗濯物を干すスペースが2階にあれば、家事導線がスッキリします。

と言う訳で、2階にお風呂を作るのは必須だった訳ですね。

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2階にお風呂のメリット

ここからは実際に感じたことのメリットを4つほどお話していきたいと思います。

洗濯がとにかく楽になる

洗濯物干すのめんどくさいですよね。

最近はドラム式洗濯機で乾燥かけちゃったり、乾太くんや浴室乾燥機を使う方も増えていると思いますが

外干しする時やランドリールーム、サンルームが2階に作りたいという方も多いでしょう。

そんな時に2階にお風呂があれば、すぐに干すことが出来、とにかく洗濯物を干すのが楽になります。

実際に我が家でも2階でお風呂に入り、すぐに脱衣所兼ランドリールームで洗濯を回し、干す!という導線が1つにまとまっているので、本当に楽になりました。

ランドリールーム 漆喰

(我が家の脱衣所兼ランドリールーム)

ここで脱ぐ→お風呂に入る→回す→干すが出来れば、部屋の行き来なんて不要。

これはなによりのメリットです。

窓が開けやすくなり換気しやすい

2つ目は窓が開けやすいので換気しやすいです。

なかなか1階だと窓を開けるのも忍びないケースって多いと思うんですが

2階であれば周囲の目や時間帯も気にすることなく、窓を開けることが出来ます。

これはお風呂の窓であっても、我が家のように脱衣所兼ランドリールームの窓も、気にすることなく開けることが出来ますよね。

窓を開けることが出来るというのは、換気が出来るということなので

お風呂や脱衣所のカビ対策にもなるんですね。

実際に我が家で採用したTOTOのサザナというお風呂にあるほっカラリ床という床があるんですが

結構レビューを読んでいると、赤カビが生えると言われているんです。

ただ実際に数か月住んだ我が家のほっカラリ床にはカビが生える気配が無く、至ってキレイを保っています。

TOTO サザナ ほっカラリ床

(未だカビ無し)

特別に何かをしている訳では無いんですが、恐らく換気されていることが大きな要因でしょう。

窓が開けられることも大きなメリットですね。

2階リビングの家は2階にお風呂を

よく2階にお風呂を作れば、1階が広く使えるので、リビングが広くなります!というお話を目にすることもあると思います。

私は少し疑問で、2階にお風呂を作るなら2階にもリビングを作らないと・・と感じてしまいます。

この辺りは生活スタイルにもよると思うので、ご自身の生活スタイルをキッチリ見極めてから、決めることをオススメしますが

我が家では前提の通り、2階リビングで多くを過ごし、そこからお風呂に入るのがめんどくさくならない導線を確保するべく2階にお風呂が必要でした。

なので2階リビングの家は2階にお風呂を設けるのはメリットですね。

浸水時の被害が低減

最後は浸水時の被害が低減するということ。

これは世間的にも良く言われていることかと思います。

実際に被害に合った訳じゃないので・・想像の域を出ませんが

万が一浸水被害にあった際に、1階はべちゃべちゃ・・だけど2階はセーフと言う確率は当然のように高いです。

この時に設備関連が壊れてしまって使えなくなるリスクより、万が一復旧出来た際、お風呂に入れるのはメリットの1つになると思います。

もしもを考えた時の1つ背中を押してくれるポイントですね。

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2階にお風呂でよく聞くデメリット

ここからは実際によく目にしたデメリットが実際住んでみてどうだったのかをお話していきたいと思います。

1階の部屋へ音が気になる

作り方や配管の仕方によるとは思うのですが・・

全く気になることはありませんでした。

我が家の場合、お風呂の真下はテレワークをメインに使っている書斎になるのですが

テレワーク中にお風呂に入ることも当然暮らしの中ではあります。

確かに音が「0」かと言われると、全く聞こえない訳では無いですが

とても気になるレベルでは無いことは確かです。

3畳 書斎 オシャレ

(仕事に支障が出ることも全くありません)

作られる際にキチンと計画の中で配管の処理をしてもらえるよう頼むのが無難ではありますが

過度に気にするポイントでは無いですね。

シャワーの水圧が弱い

こちらも全く気になるレベルではありませんでした。

確かにオール電化のお家など貯湯型給湯方式を利用していると問題になるケースはあると施工会社さんにも言われましたが、それ以外では気になるポイントにはならなそうです。

出だしから水圧が弱いということも無いので、こちらも過度に気にするポイントではないと思います。

費用が高い

これは事実ですね。

実際に施工会社さんにも2階にリノベする際には少し費用が乗りますと言われました。

配管の長さや排水管スペース(P.S)の確保など1階に設置するよりも考慮点なども多いでしょう。

一概に比較は出来ませんがこちらの会社さんでは給水・給湯・追焚・排水配管移設が4万円に対し

我が家の給排水工事は12万円だったので3倍の費用はかかるということですね。

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2階にお風呂の家に住んでみて後悔したか?

いえ、全くの後悔はありません。

前提によることは重々承知ではありますが、やはり

2Fリビングであること = 2Fにお風呂を作る理由であり

家事導線をよくすること = 2Fにお風呂を作る理由でもあった

ということが私自身の考えだと思います。

もちろん老後のことや子供のことも考えないといけないと思いますが

「もしも」であったり「例えば」のケースをどこまで想定するかは人次第。

老後を迎えて2階に上がれなかったら・・と言うことを考えてみても

起こるかどうかは分からない未来のために今や向こう10年は健康でいる予定を考慮する必要は無いのかなと。

それよりも2階で快適な家族とのリビングでの暮らしを堪能しつつ、家事導線も楽になりQOLが上がることを選択したので、後悔は特にありません。

2階お風呂は意外と満足度が高いというアンケート結果もあるみたいですよ。

最後に

2階にお風呂がある生活は、どちらかと言うと、日々の暮らしを楽にするものな気がします。

快適なお風呂ライフはお風呂のクオリティによる部分が大きいので、設置場所はやっぱり

自分たちの暮らしに馴染む形で作るのがベスト。

その一つの参考になれば嬉しいです。

いつもながら、皆さまにも素敵なお家との出会いがありますように願っております。

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