ありがたいことに住宅機器メーカーは数多あり、お風呂もグレードが色々あって迷う・・。
家つくりを始めた際に選択の連続でなかなか決めきれないことも多いですよね。
私も皆様と一緒で色々な悩みを持って選択してきましたが
お風呂に関しては割とすんなりTOTOのサザナに決めることが出来ました。
その辺りの理由と実際に使ってみての感想をお届けしたいと思います。
TOTOのサザナを選んだ3つ理由
さて、ここからTOTOのサザナを選んだ理由を3つお話してみたいと思います。
①お掃除ラクラクほっカラリ床
1つ目は「お掃除ラクラクほっカラリ床」に一目ぼれしてしまったことですね。
TOTOのサザナを選ばれた方のほとんどがほっカラリ床にやられてしまったのでは無いかと言っても過言では無いくらい1度踏み入れたら、とんでも無い感動があります。
他社メーカーのお風呂の床は固く、足を包まれる感じがしないと私は感じましたが
サザナは足全体を包み込むような踏み心地で、お風呂という時間をより満足度を高くする素敵な床です。
またほっカラリ床と言うくらいなので、寒い日に入っても足元が寒いことは全くありません。
お風呂に入る時の悲しみと言えば
- 寒い日にとにかく入りたい気持ちにならない
- 入ったら入ったで足元が寒くて、お湯を浴びるまでの苦痛
この2大巨頭です。
寒さとの闘いから解放してくれる上に、足元を包む優しさを実現しているのはTOTOのサザナの素晴らしさですね。
(引用元:TOTOサザナカタログ)
その秘密は内側のクッションで、断熱クッション層を設けていることで「ひざをついても痛くないやわらかさ」を実現している訳ですね。
本当に膝をついても痛く無いです。
(引用元:TOTOサザナカタログ)
それに加えて、W遮熱構造により、従来の床と比較して温かくなるように設計されています。
1度ショールームで体験したら確実に分かるよさだと思いますが
サザナを選ぶ大きすぎる理由です。
②ゆるリラ浴槽
ほっカラリ床の話をしていたら日が暮れるので、2つ目にいきましょう。
2つ目は「ゆるリラ浴槽」ですね。
(引用元:TOTOサザナカタログ)
TOTOには6種類の浴槽が選ぶことが出来ますが、ゆるリラ浴槽は湯舟に浸かっている時間をより素敵なものにしてくれる浴槽です。
1番良いと感じているのが、首、肩を支える仕組み。
(引用元:TOTOサザナカタログ)
この4点で支える部分の「頭」「背中」部分の作りが、本当に秀逸です。
お風呂に入っている時に無意識にどうしてもどこかに力を入れている時ってあると思うんです。
ゆるリラ浴槽はこれがほぼ無く、全身を浴槽に預けることが出来ます。
(この曲線美で全身を支えます)
浴槽に浸かる時間は代えがたいものですからね。
その時間を作るのがゆるリラ浴槽が1つ大きな選択肢になりました。
我が家はスーパー銭湯によく出向いていたんですが、TOTOサザナが来てからは
「そんなに行かなくても満足感あるよね」
と、スーパー銭湯に行く機会が減るほどになりました。
③TOTOの姿勢
最後に3つ目です。
これはサザナ自身の機能という訳では無いんですが、TOTOのメーカーとしての姿勢に少し惚れ込んでしまったので、選択した部分があります。
こちらの記事で熱く語っているのですが、TOTOの人達の情熱が凄いんです。
「TOTOは何よりも技術なんです!見てくださいこの継ぎ目の無いシンクを!」
とキッチンを見せて頂いたときの一言は忘れもしません。
自分たちのアピールしたいポイント、こだわりポイントを惜しげもなく語り
担当の方本人も実際に使っていて、本当に好きなんだなと思わせるトーク。
この姿勢に感化されてしまった部分は大いにあります。
また自社には出来ないところ、正直デザインやカラーバリエーションなどは、一般的な部分が多くて、若年層には受けが悪いなど、苦手なところも隠さず話す姿も非常に好感が持てました。
(私自身はTOTOのデザインは結構好きですけどね)
これって多分すごい事なんですよね。
ショールームのご担当の方の評価基準とか分からないのでなんとも言えないですが
1件決めるごとに評価されるいわゆる営業職のような成績評価なら心から思ってなくても熱心になる部分ってあるかもしれませんが
それ以外の評価基準の方だとしたら・・・いや凄すぎますよ。
本当に好きで、オススメしたいからこそ私が受けた対応が出来るんですね。
担当の方による部分も大きいので、一概には言えませんが
他社メーカーさんとも会話して、この姿勢があるのはTOTOだけだったので、選んだ理由の1つです。
シンラにしなかった理由
TOTOに惚れ込んでしまったのであれば、なぜシンラにしなかったのかだけ最後にお伝えしておこうと思います。
もちろんシンラはとても素敵なものだと感じたんですが
- とてもぜいたく品に見えてしまったこと
- 10年~20年で交換の時に選択すれば良いなと感じたこと
の2つが選択しなかった大きな理由です。
シンラ最大の特徴である肩楽湯・腰楽湯は1度は体験してみたいと感じる機能です。
ただ毎日浴槽に入るわけでは無い生活スタイルを考えるとそこまでいるのか・・という気持ちになってしまったのと
タッチ水栓や大理石浴槽など素敵だけど、今は慣れてしまったらよいかなと感じた部分が大きいです。
サザナでも十分な満足度があると判断した訳です。
巷で言われているデメリットは本当なのか?
サザナ無いし、ほっカラリ床について調べているといくつかデメリットを目にすると思います。
赤カビが生えやすい
必ず目にするのが「赤カビが生えやすい」ということ。
これは購入前から見ていて、少し不安な部分が多かったのですが
あくまで我が家では数か月経った現在でもその傾向は無いです。
(最初から変わらず、素敵な床です)
居住条件に引っ張られる部分が大きいのだと思いますが、我が家の状況を参考程度にお伝えすると
- お風呂に開閉不可の窓あり
- 24時間換気は常時
- 脱衣所兼ランドリールームになっており、割と窓が開いていて換気している
- お風呂あがりにそれなりには水切り実施
こんな感じのことはやっていたりします。
居住環境にもよる部分が多いので、一概には言えないなとは思います。
水垢が付く
これは素材上しょうがない部分が多いと思うのですが・・水垢付きますね~。
カウンター部分の素材は付かないのですが、水栓バーにはどうしても水垢が付着します。
これは同じような素材や別の選択肢が取れないのかな~と思うのですが
専門家では無いので、大きなことは言えません。
コストの問題なのか、構造の問題なのかは分かりかねますが、キレイに保つのは苦労するポイントですね。
水栓の温度調整に一言
これは巷では言われていないのですが、個人的に感じていることで
「水栓の温度を下げておくと水しか出ない」
ことが少しだけ不満です・・笑
どうゆうことかと言うと
これが水で
これがお湯が出ます。
当たり前だと思いますよね?
この当たり前が個人的不便さを呼ぶんですが
自分の前もしくは前日に最終入浴者が、浴室掃除や温度を下げるために水を出すとします。
そのあとノズルを戻すのを忘れて水のままにしておきます。
水のままのノズルを気にせず入浴してシャワーの水を出すと
「温まるの遅い!」
となって、給湯器の電源を確認しても付いているしな・・と数秒間水が出ている状態を過ごします。
これが「ほんの少しだけ」不満点です。
古い設備で過ごしていたことが多かったので「水」と「お湯」の切り替えが別であると嬉しいなと個人的には感じています。
最後に
数多の浴槽から自分に合ったものを選ぶのは大変なことだと思います。
TOTOサザナは「寒い浴槽からの解放」「お風呂の時間を少しだけ上質なものに」を実現できる
素敵なお風呂だと私は思います。
迷ったらサザナの事を思い出して、ショールームで体感してみてはいかがでしょうか。
実際の金額感を知りたい方は下記記事も見てもらえると嬉しいです。
いつもながら、皆さまにも素敵なお家と設備の出会いがありますように願っております。
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