本が大好きだけど、なかなか保管スペースに悩んでしまう。
そんなことありますよね。
私も長年本が好きで、kindleなど電子書籍に移行を試みましたが、物理本が手に馴染んでしまい、移行しきれなかった民の1人です。
たびたび整理はしていたけど、新居が建ったことにより、大量にあった本たちをBOOKOFFに買取頂いた結果をお伝えしたいと思います。
買取の流れと大量持ち込み方法
167冊の本がどれくらいかと言うと、大きめの段ボール3箱分くらいです。
各段ボールはパンパンってほどでは無いけど、こんなもんです。
なかなか運ぶのは大変だと思うので、その際は出張買取サービスなどを選択も可能ですので、ご自身の合った形でお願いすると良いと思います。
私はBOOKOFFが近所だったのと車も所有しているので、現地まで3箱運び、店頭でキャスターを借りて、査定をお願いしました。
お店まで持って行けば、下記の流れに沿って査定をしてくれます。
(出展元:BOOKOFF公式HP)
持って行った当日はかなり買取カウンターが混雑しており、すぐに査定は難しいかな~と思っていましたが
1時間以降であれば終わっていますとのことだったので、多くの本でも割と短時間で査定してくれそうです。
キャッシュレスの場合で、査定できない本の引き取りを希望しなければ、待つことも無くオンラインだけで完結するみたいですね。(時代の進化)
買取価格は167冊で5,450円
1冊平均で約32円、最高買取価格は400円と個人的には満足な金額を提示頂きました。
正直1冊10円平均くらいになれば・・・と思っていたので、精算時には少し興奮したのを覚えています。
最小買取は1冊2円で、買い取って頂けなかった本はありません。
後ほど詳細で書いていきますが、100円以上の買取になったのは17冊。
内訳は167冊中25冊がビジネス書や参考書、残りは小説の文庫本です。
買取価格の8割は5円での買取なので、何個か高額買取に当たり付けられれば嬉しい結果が待っていそうですね。
買取後の清算レシートはなんと76cm!
まとめられてしまったものも何点かありますが、1点1点の買取価格が分かって、納得感もありますね。
100円以上の高額買取本ランキング
参考情報として、私が買取査定受けたのは2022年9月で、初版発行年も記載しておきますね。
第1位 400円
- 金持ち父さん貧乏父さん 改訂版 著:ロバート キヨサキ 初版発行年:2014年
- 言語化力 著:三浦崇宏 初版発行年:2020年
- リーダーの仮面 著:安藤広大 初版発行年:2020年
400円は3冊査定。
多くの人に愛され続けている名著である金持ち父さん貧乏父さんはいつまでも需要があって、この買取価格なんですかね~。
第2位 300円
- 無敗営業 著:高橋浩一 初版発行年:2019年
第3位 250円
- 君たちはどう生きるか? 著:吉野源三郎 初版発行年:1937年
- The Third Door 精神的資産のふやし方 著:アレックス・バナヤン 初版発行年:2018年
- 2030年の世界地図帳 著:落合陽一 初版発行年:2019年
- ドリルを売るには穴を売れ 著:佐藤義典 初版発行年:2007年
- フーガはユーガ 著:伊坂幸太郎 初版発行年:2018年
- マリアビートル 著:伊坂幸太郎 初版発行年:2010年
250円の値が付いたのは、名著君たちはどう生きるか?を始めとするビジネス書4冊と伊坂幸太郎さんの2冊。
マーケターの教科書とも言われたドリルを売るには穴を売れも需要あるんですね。
第4位 200円
- 営業の魔法 著:中村信仁 初版発行年:2007年
- 転職の思考法 著:北野唯我 初版発行年:2018年
- プレイングマネージャーの基本 著:伊庭正康 初版発行年:2019年
こちらもビジネス書3冊が高額査定されています。
転職の思考法がランクインしているのであれば、motoさんの書いた「転職と副業の掛け算」辺りも入っててもおかしくない感じがしますが、需要と供給の問題ですかね。
第5位 130円
- 本性 著:伊岡瞬 初版発行年:2018年
こちらは小説がランクイン。伊岡さんの作品は多く読んで無いですが、これはめちゃくちゃ面白かった!
やはりいい本は需要があるってことですね。
第6位 100円
- マスカレード・ナイト 著:東野 圭吾 初版発行年:2017年
高額買取された本について
さて、ここまで見て頂いた方にはお分かりだと思いますが、高額買取のほとんどはビジネス書でした。
最新のものでも無くとも名著と言われる作品は、高く買い取って頂けるんですね。
それだけ需要があるってことなんだと思います。
小説は142冊買い取って頂きましたが、ランクインしたのはわずか4冊。
文庫本であることも影響したと思います。
ただここにも需要が大きく関係しているなと感じた側面があります。
顕著だったのが、伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」と言う小説。
私が販売したときの丁度3週間前にブラッド・ピット主演の「ブレット・トレイン」という映画が公開されていました。
この映画の原作となったのが、マリアビートル。
映画が流行ったら、原作を見る人が増えることによる需要があるからこその高額買取なんだと理解できます。
なので、タイミングによっては5円買取だった小説が250円(50倍!!)になる可能性があるので、売るタイミングは大切そうですね。
恐らく6位のマスカレード・ナイトも同様の理由で、2021年に公開されており、VODでも人気の作品だからこそ需要があるのでしょう。
需要があるからこそ、高額で売れる。
大量に持って行くときはそこまで考えられないですが、タイミングによってはお宝本が出てくるかもしれませんね。
ブックオフに売るなら捨てた方がマシなのか?
よく巷では「ブックオフに売るなら捨てた方がマシ」という言葉を目にします。
額面通りに受けとっている訳では無いですが、ゴミに出す手間(縛ったり、雨の日出せない)を考えたり、1円でも金銭を頂けると思うと、捨てるよりはブックオフに売った方がマシな気がします。
最近ではSDGsの観点でも誰かに使ってもらえる、読んでもらえるようであれば、中古市場も大切にしていくべきでしょう。
ブックオフは身近で気軽に中古のものが買えるサービスを提供してくれている場所です。(決して回し者ではありません)
こちらのブログにも書いてありましたが
他方、古本を売る人に真剣に高く売ろうと思っている人は少ない。そもそもどれだけ頑張っても10倍高く売れると言いうことはあまり無い商品である。
更に、価値があると感じていれば家に置いておいてもう一度読むはずだ。価値を感じておらず、むしろ邪魔で処分してしまいたいという人が大半だ。
そういった人達にとって、いくらかの値を付けて処分してくれるお店が身近な所にあるというのは非常にありがたい。そういった生活の一部として、役割としてブックオフは使われている。
位置づけとしては、部屋のお掃除屋さん、安く買える本屋さん。こういった所だろう。ブックオフは安く買い取っていても、客は減らず、今日も人気を維持している。
処分したいと思った時に近くにある。
そして、捨てずに誰かに読まれるかもしれない。
買取価格は多少安いかもしれませんが、高額買取のお店を探し、手間をかけやり取りするよりは
手軽に素早く売却出来る、それがブックオフの良さだなと再認識しました。
最後に
本当は本がギッシリ並んだ本棚を書斎に設けることが1つの願いでしたが、持たない生活に少しカジを切る形でブックオフに本を買取頂くことにしました。
思いがけない需要を感じ、ブックオフが身近で、しっかり買取頂けたことは大変ありがたいと思いました。
皆さんも捨てようと思っている本があれば、買い取りという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
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